📘 第5回 ライセンスとIDってなに?

ライセンスとIDってなに?

~ DMRで「合法的に声を出す」ためのステップ ~


はじめに

DMRはデジタルだけど、れっきとした“アマチュア無線”。
つまり、勝手に電波を出していいわけじゃありません。

今回は、「DMRを使うために何が必要?」を
ステップごとにポップにご紹介します!


ステップ① アマチュア無線の資格を取ろう!

DMRで電波を出すには、まず国家資格が必要です。
でもご安心を! いちばん簡単な「4級」でOK!

資格名DMRでの運用範囲
第4級アマチュア無線技士(4アマ)出力10W以下のDMR運用が可能
第3級アマチュア無線技士(3アマ)出力50W以下まで可能
第2級・第1級(2アマ・1アマ)さらに高出力での運用も可能
無資格受信のみ可能、送信は不可

今は全国各地で随時受験できるCBT試験や、eラーニング併用の養成課程講習会もあるので、取得のハードルは年々下がっています。


ステップ② 開局しよう!

資格を取ったら、次は「無線局」として開局します。
これは言い換えると「電波を出す許可をもらう」ってこと!

やること:

  • 総務省の「電子申請Lite」で開局申請
  • 使う無線機・周波数などを入力
  • 機種によっては「保証認定」が必要(技適マークのない海外製DMR無線機などを申請するときに、JARDなどの保証機関に申し込む手続き)

ここを通らないと、合法的に送信できません!

開局申請が認められると、「無線局免許状」が発行されます。これがあなたの「電波を出す権利」の証明書です(A4サイズの公文書)。


ステップ③ DMR IDを申し込もう!

DMRは、“世界中で通じる番号”で通信します。
それが「DMR ID」!

どこで申し込むの?

https://radioid.net(サイトは英語ですが、入力項目はシンプルです)

必要なもの:

  • コールサイン
  • アマチュア無線従事者免許証 または 無線局免許状の画像(スキャンまたは写真)

申請後、24〜48時間程度の審査を経て、あなた専用の「7桁のID」が発行されます(日本の局は通常「440XXXX」の形式)

詳しくは別のページで


なんでIDが必要なの?

DMRは“誰が話してるか”をIDで識別します。
匿名では使えません!

他人のIDを使うのは絶対NG!
あなたの「コールサイン」とIDはペアで管理されます!


まとめると…

DMRで声を出すにはこの4ステップ!

1. アマチュア無線の資格(4級でOK!)を取る 
↓
2. 総務省に開局申請(電子申請Lite)
↓
3. DMR IDを取得(radioid.netで申請)
↓
4. 無線機に設定して運用スタート!

次回予告

次回は「 DMR無線機の選び方と比較」を解説します!
どんな無線機を選べばいいか、初心者向けにわかりやすく紹介しますよ!


執筆:JI2TAB(尾張旭DMRデジピーター 管理人)
JJ2YYK あいちデジタルコミュニケーションハムクラブ

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