📘 第4章 第16回 初めての交信:マナーとルール
🛠 初めての交信:マナーとルール
~ デジタルでも「無線らしさ」を大切に ~
🗣 はじめに
いよいよDMRで初めての交信にチャレンジ!この回では、知っておくべきマナーと基本ルールをわかりやすく紹介します。
🗣 DMRでも、アマチュア無線のマナーは健在!
「デジタル通信ならマナーはいらない?」
いえいえ、DMRでもアマチュア無線の基本マナーとルールは大切です。
この回では、初めてのQSO(交信)に挑戦するあなたのために、
・コールサインの使い方
・CQの出し方
・レポート交換の仕方
などを、やさしく解説します!
🔰 コールサインの運用ルール
DMRであっても、電波法に基づくコールサインの送出義務は変わりません。
📌 基本ルール
- 最初の送信時、必ず自分のコールサインを送出
- 交信中も定期的にコールサインを名乗る(目安:5分ごと)
- 終了時にも再度名乗る(例:「こちらはJJ2YYKでした」)
✅ 例文
「CQ、CQ、こちらはJJ2YYK、尾張旭市より送信中です。どなたかお聞きの方いらっしゃいますか?」
📣 CQの出し方(呼びかけ)
DMRでもCQはOK! ただし、アナログ無線のような「垂れ流し」CQではなく、1〜2回で一旦区切って待つのが基本です。
💡 ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用するTG | ローカル(TG440xxxx)や全国(TG3020)など |
| スロット | TGに応じて TS1(全国)/TS2(ローカル) |
| モード | 通常DMRモード(Simplexは使わない) |
| 呼びかけ回数 | 2〜3回で止めて5〜10秒待つ |
📝 実践例(日本語)
「CQ、CQ、こちらはJJ2YYK、尾張旭市から送信です。どなたかお聞きの方いらっしゃいましたら応答お願いします。どうぞ。」
📝 実践例(英語)
「CQ CQ, this is JJ2YYK, calling from Aichi, Japan. Any stations available, please call JJ2YYK. Over.」
(※海外TG向け、英語が苦手でもこの定型文で大丈夫!)
🗒 レポート交換の方法
相手局から応答があったら、まずはRSTレポート(Readability・Strength・Tone)や音質評価を交換しましょう。
💬 RSTの簡単な目安(DMR版)
| レポート | 意味 |
|---|---|
| 59 | 非常に良好(明瞭かつ強い) |
| 58 | 少しノイズがあるが明瞭 |
| 55 | 音が飛ぶ/少し聞き取りにくい |
| 33 | ほぼ聞き取れない/ブツ切れ |
✅ QSOの流れ(日本語)
- 応答が来たら「応答ありがとうございます」と返す
- 自局の名前・場所・設備を紹介(例:「ラズパイ+MMDVMでホットスポット運用です」)
- 相手の音声状態を伝える(「59で非常に明瞭に聞こえています」)
- 相手にも同じ情報をもらう
✅ QSOの流れ(英語)
「Thank you for the call. You are 59 here in Aichi. My hotspot is Pi-Star with MMDVM. My name is Shinoda. How copy?」
(=応答ありがとう。59で入感しています。ホットスポットはPi-StarとMMDVMで運用中。私の名前はShinoda。そちらの状況はどうですか?)
📚 QSOの記録も忘れずに!
- QSO後にはログブックやLoTWに記録しておくと便利
- コールサイン・日時・TG・RSTレポートなどを残しておく
- eQSLやLoTWでQSL交換も可能!
❗ よくある初交信ミスと対処
| ミス | 対処 |
|---|---|
| 無言でPTTを押してしまった | 声を出す前に内容を決めてから送信 |
| コールサインを名乗っていない | 最初と最後には必ず名乗る |
| TGを間違えた | Echo Testで事前にテスト推奨 |
✅ まとめ
QSO後のログ記録も忘れずに!
DMRでもコールサインの送出義務はあり!
CQは短く、マナーを守って呼び出そう
RST交換で音質をフィードバック

▶ 次回予告
次回は「🔀 TGの切替と使い分け」を解説します!
トークグループ(TG)の切り替え方法と、シーンに合わせた使い分けのコツを紹介します!
📝 執筆:JI2TAB(尾張旭DMRデジピーター 管理人)
🏢 JJ2YYK あいちデジタルコミュニケーションハムクラブ