📘 第4章 第18回 DMRレピータの使い方
2025年6月2日
2026年5月26日
🗼 DMRレピータの使い方
~ 中継局を使って、広域&高音質なQSOを楽しもう!~
🗣 はじめに
DMRレピータ(デジピーター)を使うと、交信エリアが大きく広がります。この回では、レピータへのアクセス方法と実際の使い方を解説します!
📡 レピータとは?
レピータ(中継局)とは、高所に設置された無線中継装置のこと。
あなたの無線機からの電波を受け取り、広いエリアに中継・再送信してくれます。
DMRでは、インターネット回線を介して全国・世界と中継されるデジタルレピータが多数存在します。
📍 DMRレピータの特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 安定通信 | 高所アンテナで広範囲をカバー |
| ネットワーク接続 | BrandMeister等に接続して運用 |
| 共通ルール | 各局で接続方法やTG割り当てが異なる場合あり |
🗺 日本国内の主なDMRレピータ(抜粋)
| 局名 | 周波数 | スロット割当 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| JJ1YPN(東京) | 439.46 MHz | TS1:全国 / TS2:ローカル | 東京スカイツリー近辺 |
| JP3YGI(大阪) | 439.42 MHz | TS1:TG3020 / TS2:TG8(関西) | 大阪市 |
| JP6YCC(福岡) | 439.44 MHz | TS1:全国 / TS2:地域TG(九州) | 福岡市 |
| JJ2Yxx(仮) | 439.48 MHz | TS1:全国 / TS2:440xxxx(個人) | 愛知県・尾張旭市など |
📎 最新情報はBrandMeisterリピータ検索ページで確認!
🔌 接続と切断の基本操作(AnyTone / TYT例)
✅ 動的TGの接続(PTTキーアップ)
- チャネルを設定(周波数・TG・TS)
- PTTを短く押す(1秒程度)
→ 動的TGが15分間アクティブになります
✅ 静的TGの接続・解除(Pi-Star管理画面)
- 接続:「Admin」→「Link TG xxxx」
- 切断:「Drop All Dynamic TGs」ボタン
📢 レピータ運用のマナー
📌 基本マナー
| マナー | 内容 |
|---|---|
| 占有しない | 長時間の占有は避ける(1QSO 5分程度目安) |
| 休憩を入れる | QSO中は5秒程度の空白を入れて他局の送信チャンスを確保 |
| QSO終了後は解除 | 使用後は動的TGを切断しておくのがベター |
| コールサイン送出 | 開始・終了時に必ず名乗る(法令上の義務) |
💬 よくある混信とその対策
| 現象 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 他局と同時送信になる | TSが同じで異なるTGを使用 | TSとTGを事前に確認し、空き状況を見て送信 |
| 音が重なる/割れる | 動的TGが多重接続 | 不要なTGは「Drop」で解除 |
| 無音なのにキャリアが立つ | 他局がキープアライブを送っている可能性 | 少し時間を置いて送信/ステータスで確認 |
🧠 レピータ or ホットスポット、どう使い分ける?
| シーン | レピータ向き | ホットスポット向き |
|---|---|---|
| 屋外・移動中 | ◎ | △(モバイル運用不可) |
| 自宅・狭小エリア | △ | ◎ |
| 広域通信したい | ◎ | ◎(回線品質に依存) |
| カスタム設定したい | △(共通ルールあり) | ◎(自由設定可) |
✅ まとめ
- レピータは“空中のホットスポット”、広域通信に有利!
- TS1は全国・国際、TS2は地域・ローカルが基本
- 接続・切断のマナーを守って快適な共用運用を!


▶ 次回予告
次回は「📝 交信事例とログの付け方」を解説します!
実際のQSO事例を紹介しながら、交信ログの記録方法と管理のコツを解説します!
📝 執筆:JI2TAB(尾張旭DMRデジピーター 管理人)
🏢 JJ2YYK あいちデジタルコミュニケーションハムクラブ