📘 第5章 第23回 防災・イベントでの活用事例
2025年6月2日
2026年5月26日
🚨 防災・イベントでの活用事例
~ DMRでつながる、安心と絆のネットワーク ~
🗣 はじめに
DMRは防災通信やイベント運営にも大きな力を発揮します。この回では、実際の活用事例を紹介しながらDMRの可能性を探ります!
🆘 なぜDMRが防災に強いの?
大災害発生時、電話やインターネットが使えないことも…。
そんなとき、電波だけで交信できるDMR無線は、地域の“命綱”になります。
- ✅ デジタル通信で明瞭な音声
- ✅ 複数のチャンネルを使い分けられる
- ✅ 全国・全世界との連携も可能
🏘 実際の活用事例
① 地域の防災訓練に参加
📍 千葉県某市
- コミュニティ局を中心に、地区ごとのグループ(TG)を割り当て
- 「1班完了しました!」「避難所に50名到着!」などを報告
- トークグループを使って班ごとの通信が混信しない工夫も!
🎙 使用機材:
- モービル機(AnyTone AT-D578)
- ホットスポット(Pi-Star運用)
- DMR IDを共有して構成
② 災害時の情報共有訓練
📍 岐阜県アマチュアクラブ
- 停電時でも運用できるように、ソーラーパネル+バッテリーでHotspotを稼働
- TG3020(全国災害ネット)を利用してリアルタイム情報共有
- 各地の雨量や地震状況を交信ログとともにクラウドで記録
③ 地域イベントでの連携
🎪 町内運動会や花火大会など
- 会場内スタッフ連絡用にDMRハンディ機を活用
- チャンネルを分けて、各部署ごとに運用(例:警備班、救護班、誘導班)
✨ メリット:
- 一斉連絡(グループ通話)ができる
- 他班の通話を邪魔しない(TG分離)
- 録音・記録ができて振り返りも◎
🔧 運用構成イメージ(防災用)
cssコピーする編集する[ハンディ機] --\
[モービル機] ---\
> DMR Hotspot(Pi-Star)
[固定局] --------/
│
▼
BrandMeister(TG3020など)
- 全機で同一TGをモニターして情報共有
- 通信が重ならないよう、使用時は「誰々です、入ります」と発声
🧰 活用のための準備ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 📡 機材構成 | ハンディ機+Hotspot+バッテリー電源 or ソーラー |
| 🌐 ネットワーク | Wi-Fi/モバイルルータ or LTEモジュール搭載Pi |
| 🧭 TG設計 | 地域別、役割別、訓練用などで設定 |
| 🗂 記録対応 | QSOログをGoogleシートに保存も◎ |
| 🤝 協力体制 | 地域無線クラブ、自治会との連携がカギ! |
✅ まとめ:DMRは“つながる防災無線”
- 電波でつながるから、災害に強い!
- 複数のグループを柔軟に使い分けできるからイベントにも最適
- 記録・共有・振り返りができて、備えの質がぐっと向上!

▶ 次回予告
次回は「🔗 他モードとの融合(C4FM/D-STAR)」を解説します!
DMRとC4FM・D-STARなど他のデジタルモードとの違いや連携方法を解説します!
📝 執筆:JI2TAB(尾張旭DMRデジピーター 管理人)
🏢 JJ2YYK あいちデジタルコミュニケーションハムクラブ