📘 第5章 第24回 他モードとの融合(C4FM/D-STAR)
2025年6月2日
2026年5月26日
🔗 他モードとの融合(C4FM/D-STAR)
~ デジタル無線の「垣根」を超える!マルチモード運用入門 ~
🗣 はじめに
DMRとC4FM・D-STARは、それぞれ異なるデジタルモードです。この回では、各モードの違いと相互連携の可能性について解説します!
🔀 モードの壁を越えよう!
アマチュア無線のデジタルモードはDMRだけじゃない!
代表的なのは以下の3つ:
| モード名 | 主な特徴 |
|---|---|
| DMR | TDMA方式で2スロット同時通信 |
| C4FM(YSF) | Yaesu独自のクリアな音質とWIRES-X連携 |
| D-STAR | ICOM中心のシステム。コールサインルーティングが魅力 |
通常はモード同士の直接通信はできないけれど、
最近では“橋渡し”する技術が発展し、
DMR ↔ C4FM ↔ D-STAR のクロス運用が可能に!
🧩 キーになる技術たち
① XLX Reflector(マルチモード反射板)
- D-STAR/C4FM/DMR を接続できる“中継サーバー”
- モジュール(A〜Z)ごとにモードを設定
- モード変換にはAMBE(音声コーデック)変換が必須
🌐 例: XLX834 Module D = DMR ↔ YSF変換ゲートウェイ
② YSFReflector
- C4FM(Yaesu)専用の反射板(ルーム)
- Pi-StarやOpenSPOTで簡単に接続可
- DMR → YSFの変換にも使われる(DMR2YSF)
③ AMBEserver
- DMRやD-STARの音声を相互変換するための“エンジン”
- ソフトウェア版(md380_vocoder使用)とUSBドングル版あり
- Analog_BridgeやMMDVM_Bridgeと連携して使う
📦 主な構成例:
コピーする編集するDMR音声(AMBE)→ Analog_Bridge → AMBEserver → YSFReflector → C4FM無線機
🛠 実践:クロスモード運用の構成例
🎛 Pi-Starを使った例(DMR ↔ YSF)
- Pi-Star設定画面にアクセス
- “DMR2YSF” を有効にする
- YSFReflectorリストから接続先を選ぶ
- コードプラグに TG 6(または指定TG)を設定
- DMR無線機から送信 → YSF局が受信!
🗺 クロスモード通信のイメージ図
csharpコピーする編集する[DMR無線機]
↓
MMDVM_HS Hat(DMR受信)
↓
Analog_Bridge
↓
AMBEserver(音声変換)
↓
YSFReflector
↓
[C4FM無線機]
✅ 逆方向(YSF→DMR)も構成可能!
📌 導入に必要なもの(基本構成)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| SBC | Raspberry Pi Zero 2 W / 4Bなど |
| モデム | MMDVM_HS_HAT Rev1.7 など |
| ソフト | Pi-Star / Analog_Bridge / MMDVM_Bridge |
| コーデック | md380_vocoder + AMBEserver(またはUSBドングル) |
💡 注意点・ポイント
- 🔧 AMBE変換が必須(ライセンス注意)
- 📶 接続するReflectorが“クロスモード対応”か確認を!
- 📜 Pi-Star設定でDMR Gateway/YSF Gatewayの両方を調整
- 📋 通信テストはログや音声確認で行おう
✅ まとめ:モードを超えて、つながる無線!
DMRだけじゃもったいない!
モードの壁を超えて、もっと多くの仲間と交信しよう!
- DMRユーザーがYSF局と交信
- D-STARユーザーがDMR局とQSO
- 世界がもっと広がる、ワクワクの未来!

▶ 次回予告
次回は「🚀 これからのDMR」を解説します!
DMRの現在と未来を展望し、これからのアマチュア無線の可能性を一緒に考えます!
📝 執筆:JI2TAB(尾張旭DMRデジピーター 管理人)
🏢 JJ2YYK あいちデジタルコミュニケーションハムクラブ