Raspberry Pi Zero 2 WでDVSwitch-Serverを動かす完全ガイド(Bullseye対応)


Raspberry Pi Zero 2 WでDVSwitch-Serverを動かす完全ガイド(Bullseye対応)

なぜ「buster スクリプト」を使うのか?

  • Raspberry Pi OS BullseyeDebian 11 ベース。
  • DVSwitchはBullseye専用リポジトリを提供していないため、最も近い安定版である Debian 10 (buster) 用リポジトリを流用するのが推奨。
  • bookworm は Debian 12 用なので、Bullseyeで使うと以下の問題が発生:
    • パッケージが見つからない
    • 依存関係が崩れる

標準手順との違い

標準手順はこうです:

cd /tmp

wget http://dvswitch.org/bookworm

chmod +x bookworm

apt update --allow-releaseinfo-change

./bookworm

apt update

apt install dvswitch-server analog-reflector stfu -y

Bullseye対応では「bookworm」を「buster」に置き換える」だけでOK!


差し込み位置

  • wget http://dvswitch.org/bookwormwget http://dvswitch.org/buster
  • chmod +x bookwormchmod +x buster
  • ./bookworm./buster

つまり、標準手順のbookwormスクリプトをbusterに変更するのが正解です。


修正版手順(Bullseye対応)

cd /tmp

wget http://dvswitch.org/buster

chmod +x buster

apt update --allow-releaseinfo-change

./buster

apt update

apt install dvswitch-server analog-reflector stfu -y

💡 補足\ もし既にbookwormスクリプトを実行してしまった場合は、\ /etc/apt/sources.list.d/dvswitch.list を開いて bookworm → buster に修正すれば同じ効果になります。

固定IPアドレスを設定するためのファイルを編集しましょう。
以下のコマンドで設定ファイルを開きます。

sudo nano /etc/dhcpcd.conf

 
ファイルを開いたら、一番下までスクロールし、下記の項目を追加します。

interface wlan0
static ip_address=192.168.3.9/24
static routers=192.168.3.1
static domain_name_servers=192.168.3.1

各コマンドの意味と理由(解説)

1. wget http://dvswitch.org/buster

  • 何をしている?\ DVSwitch公式サイトから「リポジトリ追加スクリプト(buster用)」をダウンロード。
  • なぜ必要?\ Debian系OSでDVSwitchをAPT経由でインストールするには、公式リポジトリを追加する必要がある。このスクリプトがその設定を自動化。
  • ポイント\ Bullseyeには専用スクリプトがないため、最も近い安定版であるbuster用を使う。

2. chmod +x buster

  • 何をしている?\ ダウンロードしたスクリプトに「実行権限」を付与。
  • なぜ必要?\ Linuxでは、ダウンロードしたファイルは通常「読み取り専用」。実行するには権限が必要。

3. apt update --allow-releaseinfo-change

  • 何をしている?\ APTのパッケージ情報を更新。--allow-releaseinfo-changeは、リポジトリの「Release情報」が変わっていてもエラーにせず更新するオプション。
  • なぜ必要?\ Raspberry Pi OSやDebianのリポジトリ情報が変わっている場合、通常は警告やエラーが出る。このオプションでそれを許可し、更新を続行。

4. ./buster

  • 何をしている?\ ダウンロードしたスクリプトを実行。
  • なぜ必要?\ このスクリプトが以下を自動で行う:
    • DVSwitch公式GPGキー追加(パッケージ署名検証用)
    • /etc/apt/sources.list.d/dvswitch.list にDVSwitchリポジトリ追加
    • 必要なキーリングファイルを配置

5. apt update

  • 何をしている?\ 新しく追加されたDVSwitchリポジトリを含めてAPTのパッケージリストを更新。
  • なぜ必要?\ これをしないと、apt installでDVSwitch関連パッケージが見つからない。

6. apt install dvswitch-server analog-reflector stfu -y

  • 何をしている?\ DVSwitchサーバー一式をインストール。
  • なぜ必要?\ このコマンドで以下の主要コンポーネントが入る:
    • dvswitch-server:メニュー、ダッシュボード、モニタ機能
    • analog-reflector:hUC対応アナログ反射器(WebUIあり)
    • stfu:BrandMeister直結用コンポーネント
    • その他:mmdvm-bridge, md380-emu, lighttpd, php, mosquittoなど
  • オプション -y\ すべての確認を自動でYesにする。

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