Raspberry Pi Zero 2 Wと古いRaspbian Busterイメージの非互換性+起動時のカーネルパニック問題
2025年12月5日
2025年12月12日
Raspberry Pi Zero 2 Wと古いRaspbian Busterイメージの非互換性+起動時のカーネルパニック問題
✅ 結論
2020年2月13日付けのRaspbian Busterイメージは、Zero 2 Wで動作しません。\ さらに、無理に起動させようとするとカーネルパニックが発生する場合があります。
互換性の詳細
- Zero 2 W発売日:2021年10月28日
- Busterイメージリリース日:2020年2月13日\ → OSはZero 2 Wの存在を知らないため、必要なドライバやデバイスツリーが含まれていません。
非互換性の理由
- Zero 2 Wは**Broadcom BCM2710A1(Cortex-A53クアッドコア)**搭載。
- 古いBusterには以下が不足:
- カーネル対応コード
- デバイスツリー(dtb)
- ファームウェア更新 → 起動時にハードウェア認識ができず、カーネルパニックを引き起こすことがあります。
✅ 追加情報:カーネルパニックと暫定対策
- 現象:古いBusterイメージをZero 2 Wに焼いて起動すると、カーネルパニックで停止するケースあり。
- 暫定対策:\
config.txtでCPUクロックを制限すると起動する場合があります。\ 例: arm_freq=1000 - 副作用:\ 起動はするが、Wi-Fiが動作しない。理由はWi-Fiドライバが古いカーネルに未対応だから。
✅ 情報の担保
この現象は、Raspberry Pi公式フォーラムやGitHub Issueで報告されています。
- 根拠:
- Raspberry Pi公式リリースノート(Bullseye対応時にZero 2 W追加)
- ユーザー報告:「古いBusterでZero 2 Wを起動するとカーネルパニック」「クロック制限で起動するがWi-Fi不可」
- 技術的背景:Wi-Fiチップ(Cypress CYW43436)ドライバはBullseye以降で追加。
✅ 解決策
- 推奨:Bullseye以降のOSイメージを使用。
- 非推奨:古いBusterを使う場合は、カーネルとファームウェアを手動更新+Wi-Fi非対応を覚悟。
✅ まとめ
- 古いOSはZero 2 Wのハードウェアを認識できず、カーネルパニックを起こす。
- クロック制限で起動できてもWi-Fiは動かない。
- 安定運用にはBullseye以降が必須。
