DMRデジピータ用音声応答装置「OpenCCVoice」運用開始と OpenCCVoice プロジェクトについて
OpenCCVoice による運用を開始しました
この度、音声応答装置「OpenCCVoice」を使用した DMR デジピータの運用を開始しました。
現在は以下の設定で稼働しています。
- カーチャンク時: 音声による応答
- 定周期送信: 15分毎に 2 種類のメッセージを交互に送信
https://voicevox.hiroshiba.jp/
この音声は、voicevoxを使用しています。(音波レイ)

OpenCCVoiceとは?
OpenCCVoice は、DMR デジピータの運用にあたり、
JA2CCV 局が設計した、カーチャンク時や定周期でコールサイン(ID)の音声送出を行うための装置です。
【Open化の背景】
BELFONE TM8250 などの機種では背面の 20pin 端子から制御や音声送出が可能ですが、
TYT MD619、Retevis P1、Retevis H1 といった機種ではイヤホンマイク端子しかなく、
外部から音声を入力してコールサイン送出を行うことが困難です。
この課題を解決するため、デジピータ用無線機とは別のハンディ機(ダミーロード接続)から Busy 信号を検出し、
それをトリガーに音声IDを送出する方式として設計されたのが OpenCCVoice(旧称:CCVoice)です。
そしてこの技術は、多くの局が自由に使い、改善し、共有できる形にしたいという思いから
Open 化しました。
OpenCCVoice プロジェクト
OpenCCVoice は、JA2CCV局の設計考案を基礎に、複数局の協力により発展してきました。
【賛同スタッフ】
JA2CCV、JA9HYM、JA2DML、JG1XWV、JI2TAB
このプロジェクトは、技術を共有し、改善し合い、より良いものへ発展させていくことを目的としています。
ブラックボックスにしない、共有の理念
OpenCCVoice はアマチュア無線の精神に基づき、
誰でも自由に使え、誰でも改良でき、そしてその成果をオープンに共有できる
ことを理念としています。
特定の人だけが技術を抱え込む「ブラックボックス化」を避け、
多くの局が改善に参加することで、技術の相互発展を促します。
この理念を象徴するものとして「OpenCCVoice」という名称が付けられています。
今後の公開予定について
OpenCCVoice の 回路図、Arduino スケッチ、基板データ は、近日中に公開予定です。
詳細の公開まで今しばらくお待ちください。
【ライセンスと権利について】
公開予定の 回路図、Arduino スケッチ、基板データ、関連ドキュメントの著作権は
JA2CCV 局および OpenCCVoice プロジェクトに帰属します。
OpenCCVoice は、技術共有と発展を目的としたオープンプロジェクトであり、
公開物は オープンソースライセンス(GPL v3 の理念に準拠) のもとで取り扱われます。
■ 利用と改変について
- どなたでも 自由に利用 できます。
- 必要に応じて 改変・機能追加・組み込み が可能です。
■ 再配布・派生物公開の条件(コピーレフト)
改変版や派生物を公開・配布する際は、以下の条件を遵守してください。
- 原著作者(JA2CCV/OpenCCVoice)を明示すること
- 改変した点を明記すること
- 派生物も同じくオープンな形で公開すること
- ブラックボックス化せず、ソース・回路図・基板データ等を公開すること
■ ライセンス文書について
正式な LICENSE(GPL v3)文書は、回路図・ソフトウェア・基板データ公開時に同梱されます。
OpenCCVoice が多くの局とともに発展していくことを願っています。