【プロジェクト公開中】DMRデジピータ用 音声ID送出ユニット「OpenCCVoice」
2026年2月19日
OpenCCVoice とは?
OpenCCVoice は、DMR デジピータ運用において、カーチャンク時や一定の間隔でコールサイン(音声ID)を自動送出するための装置です。
本プロジェクトは、JA2CCV 局が設計・考案した「CCVoice」をベースに、「技術をブラックボックスにせず、誰もが自由に使い、改良し、共有できる」というアマチュア無線の精神のもと、オープンソースプロジェクトとして展開されています。
開発の背景:外部制御の難しい機種への対応
BELFONE TM8250 などの機種は背面端子から制御が可能ですが、以下の機種などはイヤホンマイク端子しか備えておらず、外部からの音声入力による ID 送出が困難でした。
- TYT: MD619
- Retevis: P1, H1 など
OpenCCVoice は、**「デジピータ用無線機とは別のハンディ機(ダミーロード接続)から Busy 信号を検出し、それをトリガーに音声IDを送出する」**という方式を採用することで、これらの課題を解決しています。
オープンソースとしての理念とスタッフ
私たちは、技術を特定の人だけが抱え込むのではなく、多くの局が改善に参加することで技術の相互発展を促すことを理念としています。
【プロジェクト協力スタッフ】
JA2CCV、JA9HYM、JA2DML、JG1XWV、JI2TAB
公開データについて(GitHub にて配布中)
現在、GitHub リポジトリでは製作に必要なデータが一通り公開されています。
- circuit: 回路図データ
- pcb: 基板設計データ
- bom: 部品表(Bill of Materials)
- DMR Arduino ID V4-2: 最新の Arduino 用プログラム(スケッチ)
- case: 筐体関連データ
- LICENSE: GPL v3 の理念に準拠したライセンス文書
ライセンスの要点
- 自由な利用と改変: どなたでも利用・機能追加が可能です。
- 再配布・派生物の条件: 改変版を公開する際は、「原著作者(JA2CCV/OpenCCVoice)の明示」「改変箇所の明記」「派生物も同様にオープンな形で公開」を遵守してください。
リポジトリ・ダウンロード
最新のソースコードや設計データは、以下の GitHub ページより入手いただけます。
[!TIP]
製作に関する詳細なドキュメントや「About us」もリポジトリ内に用意されています。ぜひチェックしてみてください。
OpenCCVoice が、多くの DMR 運用局の皆様にとって役立つツールとなり、共に発展していくことを願っています。
