📘 第2章 第8回 無線機どうしで交信してみよう!

📶 無線機どうしで交信してみよう!

~ レピータもホットスポットも使わない“超シンプル体験” ~


🗣 はじめに

DMRって、「レピータにつないだり、ネットワーク経由じゃないと交信できない」と思っていませんか?

実は…

🎉 無線機2台だけでも交信できるんです!

今回は、最もシンプルな**“ローカル通信体験”**の方法をご紹介します!


🧩 必要なもの

アイテム内容
DMR無線機 × 2台例:Radtel RT-4D、DM-1701など
コードプラグ設定済み同じ周波数、TG、スロット、カラーコードで合わせておくこと
フィールド(運用場所)電波が通る場所ならOK(屋外・屋内)

📡 設定のポイント

2台の無線機で、完全に同じ設定をしておきましょう:

項目設定内容
周波数例:438.710MHz(送受とも同じ)
スロットSlot 2(またはSlot 1)
カラーコード1(基本)
トークグループ(TG)TG9(ローカル通話用)またはTG99
モードSimplex(単信)運用で!

📌 デジタルシンプルモードで、交信は1波交互通話(片方ずつ話す)


🗣 実際にやってみよう!

  1. 両方の無線機を同じチャンネルに合わせる
  2. Aさん:「JI2TAB、聞こえますか?」
  3. Bさん:「こちらJJ2YYK、聞こえてますよー!」
  4. 通話中は1人ずつ話す(同時には不可)
  5. スロットに合わせて“交互通話”を楽しもう!

💡 この体験で何がわかる?

✅ 「DMRはあくまで無線通信なんだ!」と実感できる
✅ ネットや中継局がなくても交信できるという安心感
✅ コードプラグ設定の大切さがよくわかる


🤔 よくある質問

Q:なぜTG9やTG99を使うの?
→ これは「ローカル通信専用TG」として定義されていて、他のネットワークには流れません。

Q:距離はどれくらい届くの?
→ ハンディ機で市街地なら100〜300m程度。見通しがよければ1km以上届くことも!


✅ まとめ

内容ポイント
ローカル交信無線機2台だけでOK。シンプル&楽しい!
必要な設定周波数・TG・スロット・CCを一致させる
おすすめTGTG9またはTG99(ローカル専用)
学べることRF通信の基礎とDMRの原点!

▶ 次回予告

次回は「🌐 海外サイトから無線機を買う方法」!
AliExpressでの注文方法や、輸入時の注意点をわかりやすくまとめます📦


第2章 第8回 無線機どうしで交信してみよう!

1. はじめに:DMRはネットだけじゃない!手軽に楽しむ無線交信!

DMRって聞くと、「レピータにつないだり、インターネット経由じゃないと交信できないんでしょ?」と思っていませんか? 確かに、DMRはネットワークを介した遠距離通信が魅力の一つですが…

🎉 実は、無線機が2台あれば、すぐにでも交信できるんです! 🎉

今回は、DMRの基本中の基本、**“レピータもホットスポットも使わない超シンプルな交信体験”**をご紹介します。DMRの「無線」としての原点を、ぜひ肌で感じてみましょう!


2. 必要なもの:2台の無線機でOK!

このシンプルな交信を始めるために必要なものは、たったこれだけ!

アイテム内容補足
DMR無線機 × 2台Radtel RT-4D、DM-1701など、お持ちのDMR無線機を2台準備しましょう。同じ機種でなくてもOKですが、設定の操作性が似ているとスムーズです。
コードプラグ設定済み2台の無線機に、全く同じ周波数、トークグループ(TG)、スロット、カラーコードを設定しておく必要があります。これがDMRで交信する上での最も重要なポイント! まだの人は第7回を参考に、しっかり設定しておきましょう。
フィールド(運用場所)電波が届く場所ならどこでもOK!屋外はもちろん、広めの屋内でも試せます。壁や障害物があると電波が届きにくくなるので、できるだけ見通しの良い場所を選びましょう。公園や広場などがおすすめです。

Google スプレッドシートにエクスポート


3. 設定のポイント:2台の無線機を「おそろい」に!

DMRで2台の無線機が直接交信する(シンプレックス交信と呼びます)には、お互いが「同じ言葉」で話す必要があります。そのため、以下の項目を2台とも完全に同じ設定にしておきましょう。

項目設定内容💡 ここがポイント!
周波数例:438.710MHz(送受信とも同じ)アマチュア無線の430MHz帯から、空いている周波数を選んでください。
スロット (Slot)Slot 2(またはSlot 1)DMRは1つの周波数を2つのタイムスロットに分けて使います。どちらか一つに合わせましょう。
カラーコード (CC)1(基本)デジタルの「鍵」のようなもの。一致しないと通信できません。
トークグループ (TG)TG9(ローカル通話用)またはTG99(汎用)これは**「ローカル通信専用のトークグループ」**として使われることが多い数字です。
モード**Simplex(単信)**運用で!レピータやホットスポットを使わない直接通信なので、この設定が必須です。

Google スプレッドシートにエクスポート

📌 デジタルシンプレックスモードって?

これは、DMR無線機同士が直接、デジタルモードで交信することを指します。通常のFM無線と同じように、「1波交互通話」、つまり片方が話している間はもう片方は聞く、というスタイルになります。DMRの特性上、同時に話すことはできませんのでご注意を。


4. さあ、実際にやってみよう!

設定が済んだら、いよいよ実践です!

  1. 両方の無線機を同じチャンネルに合わせる
  2. まずはAさんが話します。「JI2TAB、聞こえますか?」
  3. Aさんが話し終えたら、Bさんが話します。「こちらJJ2YYK、聞こえてますよー!」

この繰り返しで、スロットの切り替わりに合わせて**“交互通話”**を楽しみましょう! 距離を離してみたり、場所を変えてみたりするのも面白いですよ。


5. この体験で何がわかる?DMRの「素顔」に触れる!

このシンプルな交信体験を通じて、DMRに対する見方がきっと変わるはずです。

  • 「DMRはあくまで無線通信なんだ!」と実感できる:複雑なネットワークを介さなくても、電波が飛んで相手に届く、という無線の基本を再確認できます。
  • ネットや中継局がなくても交信できるという安心感:災害時や電波状況が悪い場所でも、DMR無線機があれば直接通信できるという、いざという時の頼もしさを感じられます。
  • コードプラグ設定の大切さがよくわかる:設定が一つでもずれると交信できないため、「コードプラグって本当に重要なんだ!」と、その設定の奥深さを知ることができます。

6. よくある質問:素朴な疑問を解決!

  • Q:なぜTG9やTG99を使うの?
    • A:これらは「ローカル通信専用TG」として、一般的にアマチュア無線家間で合意されている数字です。ネットワークには流れないため、プライベートなテスト交信などに適しています。
  • Q:距離はどれくらい届くの?
    • A:ハンディ機(手に持つタイプの無線機)の場合、市街地だと100〜300m程度が目安です。ただし、間に建物などの遮蔽物が少ない見通しの良い場所なら、1km以上届くこともありますよ!

7. まとめ:DMRの原点を楽しもう!

内容ポイント
ローカル交信無線機2台だけでOK!DMRのシンプル&楽しい原点体験。
必要な設定**周波数・トークグループ(TG)・スロット・カラーコード(CC)**を完全に一致させること!
おすすめTGTG9またはTG99(ローカル専用のトークグループ)。
学べることRF通信(無線)の基礎とDMRの仕組み、そしてコードプラグ設定の重要性。

Google スプレッドシートにエクスポート


DMRの複雑な機能を使う前に、まずはこのシンプルな交信を体験してみてください。きっとDMR無線機がもっと身近に、そして楽しく感じられるはずです!