📘 第2章 第10回 保証認定と技適の実際

📄 保証認定と技適の実際

~ 技適がなくても、正しく手続きすれば合法に使えます! ~


🗣 はじめに

AliExpressなどで手に入るDMR無線機、
「技適マーク」がついてないと不安になりますよね?

でも大丈夫。
📌 JARDの「保証認定」や「スプリアス確認保証」を使えば、合法に使えるんです!


🏷 技適と保証の違い

用語意味特徴
技適マーク技術基準適合証明のこと総務省が認可。貼ってあればそのまま使える
保証認定技適がない無線機を使うための申請制度JARDなどが内容を審査して許可してくれる

📌 技適なし無線機 ≠ 違法
→ 必要な申請をすればOK!


📝 2つの保証制度がある!

区分内容
基本保証技適なし/旧スプリアス機器/改造機 などを使うための保証
スプリアス確認保証旧スプリアス規格のままの機器を使い続けるための保証

🧭 保証認定の流れ(共通)

コピーする編集する① 電子申請Liteで無線局申請  
↓  
② JARDへ保証申請(Webフォーム or 郵送)  
↓  
③ 審査 → 保証書が届く  
↓  
④ 開局完了!合法運用スタート🎉

🔎 スプリアス確認保証の詳細

🛠 対象となる機器

機器の種類必要な対応
✅ 保証可能機器リスト掲載機器(旧技適/JARL登録機)書面やメールのみで申請OK(測定不要)
⚠ リスト外の機器(例:自作・外国製)スペクトラムアナライザによる測定+画像提出が必要
⚙ 改造機やブースター付き親機がリスト掲載機なら保証可能
📦 譲渡された機器保証は無効 → 新たに申請が必要です!

📝 測定資料の例(リスト外機器など)

  • スペアナ画面の写真(帯域外/スプリアス領域)
  • 測定周波数・電波型式(使用帯域で測定)
  • 測定日、測定者名、使用測定器名(較正証明は不要)

上記画像は不適合な画像です。

📡 JARDの有料測定サービスや、一般向け測定室の利用も可能!


💰 保証認定の費用(JARD 2024年版)

区分基本料2台目以降(1台)
📗 開設保証5,500円+1,100円
🔄 変更保証5,500円+3,300円
📍 設置場所変更のみ1,100円(定額)

※技適機器は対象外です(費用不要)


☎ お問い合わせ先

📮 JARD 保証事業センター(スプリアス確認保証 担当)
電話:03-3910-7263
受付:10:00〜12:00/13:00〜17:00(土日祝除く)
Web申請フォーム:https://www.jard.or.jp


✅ まとめ

内容ポイント
技適がない無線機申請すれば使える(保証認定)
旧スプリアス機器測定かリスト申請で延命可能!
測定方法スペアナ画像提出 or JARDの測定サービス利用

📌 DMR無線機は「安く買って、きちんと手続きすれば安心して使える」時代です!

📘 DMRを始めよう 第2章 第10回

📄 保証認定と技適の実際

〜 技適がなくても、正しく手続きすれば合法に使えます! 〜


🗣 はじめに

AliExpressなどで手軽に手に入るDMR無線機。「技適マーク」がついていないと、不安に感じる方もいるかもしれませんね。

でもご安心ください! 📌 JARDの「保証認定」や「スプリアス確認保証」を使えば、お手持ちの無線機を日本国内で合法的に運用できるようになるんです! 電波法に則って、正しく手続きを進めましょう。


🏷 技適と保証の違い

これらの用語はよく混同されがちですが、意味合いが異なります。

用語意味特徴
技適マーク技術基準適合証明のこと総務省が認可した無線機に貼付されています。このマークがあれば、個別の手続きなしでそのまま無線局として開設・運用が可能です。
保証認定技適マークのない無線機を使うための申請制度JARDなどの「保証機関」が、無線機が日本の電波法に定める技術基準に適合しているかを審査して許可してくれます。

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📌 技適マークがない無線機でも、「違法」ではありません。必要な保証認定の申請を行い、無線局の免許を受ければ合法的に使用できます!


📝 2つの保証制度がある!

JARDが提供する主な保証制度は以下の2つです。

区分内容
基本保証技適マークがない無線機、旧スプリアス規格の機器、改造を施した機器などを開設する際に必要な保証です。
スプリアス確認保証新スプリアス規格」導入前に製造された旧スプリアス規格の機器を、引き続き使い続けるための保証です。2005年12月1日以降の電波法改正により、電波の不要な発射(スプリアス)の許容値が厳しくなりました。

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🧭 保証認定の流れ(共通)

どちらの保証制度を利用する場合も、基本的な流れは同じです。

① 電子申請Liteで無線局申請(予備免許申請)
    ↓
② JARDへ保証申請(Webフォームまたは郵送)
    ↓
③ JARDによる審査 → 保証書(または保証書に代わる電子データ)が発行される
    ↓
④ 電子申請Liteで本免許申請(総務省へ保証書を提出)
    ↓
⑤ 開局完了!🎉 合法運用スタート!

【ポイント】

  • 電子申請Lite:無線局の開設・変更手続きをオンラインで行うためのシステムです。保証認定の前に、まずこちらで**「予備免許」の申請**を行います。
  • JARD:一般財団法人日本アマチュア無線振興協会。総務大臣の認定を受けた保証機関の一つです。

🔎 スプリアス確認保証の詳細

特にDMR無線機など海外製品の場合、この「スプリアス確認保証」が必要になるケースが多いので、詳しく見ていきましょう。

🛠 対象となる機器と必要な対応

スプリアス確認保証は、その無線機が**「新スプリアス規格」に適合しているか**どうかをJARDが確認する制度です。

機器の種類必要な対応
保証可能機器リスト掲載機器<br>(旧技適機やJARL登録機など)JARDが事前に性能を確認している機器です。書面やメールのみで申請OK(自分で測定する必要はありません)。ただし、リストに載っていても改造されている場合は別途測定が必要になることがあります。
リスト外の機器<br>(例:自作機、外国製無線機、改造機など)これらの機器は、その無線機が実際に新スプリアス規格に適合しているかを証明する資料の提出が必要です。一般的には、スペクトラムアナライザと呼ばれる測定器で、電波の不要な発射(スプリアス)が許容値以下であることを測定し、その測定データ(スペアナ画面の写真など)を提出します。
📦 譲渡された機器個人間での譲渡であっても、保証は無効になります。無線機を譲り受けた場合は、改めてご自身で保証認定の申請が必要です。
DMR無線機における注意点海外製DMR無線機は「リスト外の機器」に該当することがほとんどです。そのため、基本的にはスペクトラムアナライザによる測定データ提出が必要になります。また、出力の高いDMR無線機(例:25W超など)は、技適制度の対象外となるケースが多く、保証認定が必須となります。購入前に出力W数も確認しておくと良いでしょう。

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📝 測定資料の例(リスト外機器など)

自分で測定して資料を提出する場合の例です。

  • スペアナ画面の写真(帯域外領域およびスプリアス領域が分かるもの)
  • 測定時の周波数、電波型式(実際に使用する帯域で測定)
  • 測定日、測定者名、使用測定器名(測定器の較正証明は不要です)

📡 JARDの有料測定サービスを利用したり、アマチュア無線クラブなどが保有するスペクトラムアナライザの共同利用や、一部ショップが提供する測定サービスなどを利用することも可能です。自分で測定器を揃えるのは高価なので、これらのサービス活用も検討しましょう。


💰 保証認定の費用(JARD 2024年版)

JARDへの申請費用は以下の通りです。

区分基本料2台目以降(1台あたり)
📗 開設保証5,500円+1,100円
🔄 変更保証5,500円+3,300円
📍 設置場所変更のみ1,100円(定額)

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※ 技適マーク付きの機器は保証認定の対象外のため、費用は不要です。


☎ お問い合わせ先

ご不明な点があれば、直接JARDに問い合わせるのが最も確実です。

  • 📮 JARD 保証事業センター(スプリアス確認保証 担当)
  • 電話:03-3910-7263
  • 受付:10:00〜12:00/13:00〜17:00(土日祝除く)
  • Web申請フォーム:https://www.jard.or.jp

✅ まとめ

内容ポイント
技適がない無線機正しく保証認定を申請すれば、合法的に使用できます。
旧スプリアス機器新スプリアス規格適合の確認が必要です。測定データ提出か、リスト掲載機なら書面申請で延命可能です。
測定方法スペクトラムアナライザの測定画像提出、またはJARDの有料測定サービスを利用します。

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📌 DMR無線機は「安く購入できても、電波法に基づいた適切な手続きを行えば安心して合法的に使える」時代です! 面倒に感じるかもしれませんが、無線家としてのマナーと義務として、きちんと手続きを済ませましょう。


▶ 次回予告

第3章に突入! 次は「📟 コードプラグの深掘り編」へ。無線機内の設定構造を一緒に見ていきましょう!